黒酢博士の研究
中山貞男医学博士に弊社の顧問医学博士として、品質・開発等のご指導をいただいております。
中山 貞男(なかやまさだお) 医学博士 プロフィール
1946年、福島県生まれ、医学博士。
東京理科大学理学部化学科卒業、昭和大学医学部薬理学助教授を経て、2002年より昭和大学保健医療学部教授に就任。
60歳で同大学客員教授として高脂血症・高血圧・高血糖・肥満など生活習慣病の危険因子に対する薬の作用についての研究や、漢方医学と生活習慣病についての研究を行っていた。
2016年、70歳で客員教授の任を退き現在に至る。
鹿児島の壷造り黒酢の健康増進効果に関しては、1982年より動物モデル、近年では人を対象に研究を行い、 数々の成果を発表している。
◆主な著書
「驚くべき酢の効用と健康法」( 日本文芸社)
「酢の健康作り」( 新星出版社)
「動脈硬化・成人病を防ぐ黒酢」( ふるさと文庫)
「疲労と便秘の解消に黒酢+ オリゴ糖」( ふるさと文庫) 等
黒酢の含有成分と考察
1.アミノ酸
JAS規格の約2倍の量の米麹と蒸し玄米を使用し1~2年の発酵・熟成期間を経て醸成された黒酢にはアミノ酸、有機酸、ミネラル、ビタミンなどが溶け込んでいます。純玄米黒酢のアミノ酸には、人の体内では合成されず、食事から摂らなければならない必須アミノ酸9種類のうち8種類(リジン、フェニルアラニン、スレオニン、ロイシン、イソロイシン、バリン、メチオニン、ヒスチジン) が含まれています。それ以外のアミノ酸も多量に含み合計17種類が認められています。これらのアミノ酸はすべて体内でタンパク質になるL ? α ? アミノ酸です。
2.有機酸
純玄米黒酢には4.5% の有機酸が含まれています。そのほとんどが酢酸と乳酸です。その他にはコハク酸、クエン酸などをわずかに含んでいます。これらの有機酸は強い殺菌作用を示し、雑菌の増殖を防ぎます。また、食欲を刺激して食べ物の消化を助け、鉄やカルシウムの吸収を増やすとともに疲労物質の乳酸を除く働きがあります。
3.ミネラルとビタミン
ミネラルは微量で生体の生理機能を調節しています。黒酢には鉄やカルシウムの他にマグネシウム、亜鉛、マンガンなどが含まれています。また、生体内の代謝に必要なビタミンB1、B2などが含まれています。
純玄米黒酢に関する研究
勉強会
弊社では年に1 ~ 2 回、中山先生に鹿児島まで来ていただき、勉強会を行っております。
日頃、純玄米黒酢や健康に関しての疑問に思っていることなどを中山先生に質問するいい機会になっています。 中山先生の貴重なご講義のおかげで、黒酢に関する知識をより深めることができるのです。