くろず屋のこだわり
奄美徳之島特産黒砂糖について
奄美諸島では、一番の農繁期が毎年12月~翌4月にかけての約5ヶ月間で、年間を通じてさとうきびを生産・収穫しています。
奄美特産黒砂糖も、このさとうきび収穫期と並行し製造しています。
この時期に製造・出荷される黒砂糖を別に『新糖』ともいい、新鮮な香りと風味豊かな糖という意味合いがあります。
この時期の奄美各島々では、島全体に新鮮なさとうきびの風味と新糖の香りが漂い、さとうきびの島・奄美というイメージを実感として体得出来ます。
通常、奄美諸島では製糖シーズンにすべての黒糖を製造し、シーズン以外はその黒糖を炊きなおしをし、出荷しています。
しかしながら、くろず屋で使用しております黒糖は、製糖シーズン以外の期間でも、一度シーズンに製造した黒糖を再度炊きなおして製造する「再生糖」ではなく、
年間を通してさとうきびを生産収穫し、その都度「新糖」の黒糖だけを製造・使用しております。
▼製造工程
くろず屋で使用しております黒糖は、さとうきびの新糖の香りが後味として漂ってくることに特徴があります。もともと弱アルカリ性食品で、
他の砂糖の仲間と違いさとうきびを搾ったそのままである為、カルシウム・カリウム・ビタミン・鉄分・リン等の熱にも壊れない栄養素を多く含んでおりますので、
疲労回復・アレルギー防止・肌荒れ等に効くと、伝承的に伝えられています。
確かに、南国の島々に長寿者が多い事は良く知られていますが、生活の知恵として白砂糖より黒砂糖を好んで食生活に活用していることからも伺えます。
また、黒砂糖の中のフェニルグリコシドという成分 が糖質の吸収を抑えてくれるので、ダイエット中でも糖分の取りすぎを気にしすぎる必要がありません。
ビタミンやミネラルが不足しがちな現代社会、黒糖を食べて補給を!
店主が純玄米黒酢にかける願いと思い